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[PSO2 創作] お部屋の模様替え ~日常 Vol.8~

アークス、オラクルの平和の為に日夜ダーカーと戦う集団。
そんな彼らにも戦いを忘れてゆっくりと休暇できる場所として
支給されているのが、マイルーム。アークス寮のようなものである。
しかし寮とは違っていて、マイルームにおけるルールは一部を除いて自由。
それ故に、各自思い思いの個性的な出来に仕上がっているのだ。

ある日の休日。
ヒサメ御一行はマイルームの模様替えを決行した。
各自が担当された箇所を模様替えといった感じで滞りなく進めて行き---
pso20141029_020625_R.jpg


満足げに全ての作業が終了した。


部屋の外にある景観は、ドームの内壁にパノラマ映像処理により
その場所を疑似的に作り出している。
シーナリーパスを使えば、何時でも好きな景観に変更可能なのである。

今回彼らが選んだ景観は、凍土。一面銀世界の美しい光景が魅力だ。
「長いこと、宇宙だったからな~。変えるタイミングとしちゃGoodだな。」
作業で凝った肩をゴンゴンと叩きながら、キャストの男バッジが歩んできた。
「まだ秋だけど、冬なんかあっという間に来るわ。それなら先にやっておいた方がいいでしょ?」
「確かに、この景色は冬にピッタリだよな。」
「ふあぁ~あ…、こっちも終わったよ~。」
と、隣の部屋で作業をしていたヒサメが話に入ってきた。
「お、ヒサメお疲れさん。」「終わったみたいね、お疲れ様。」
ヒサメに対して労いの言葉をかける2人。
「これで揃ったな、それじゃ新部屋のお披露目といこうか!」
勢いよく右手を突き上げて「オー!」みたいな格好するバッジだが、
「お披露目って………もうその部屋に私達いるんだけど?」
「What!? そ…そういえばそうだった…。」
振り上げた右手がヘナヘナと力なく降ろされていく。
「と…とりあえず、完成したんだし。折角だからちゃんと見ておこうよ。」
ヒサメがそう提案すると、彼の目にまた光が戻り、
「そ…そうだな、ちゃんと見とかないとダメだ!俺たちの新居だからな!」
「はいはい、わかったわよ。」
シャイラは呆れ顔でその提案に乗ることにしたようだ。

「それじゃあ、まずは中央の部屋からだ。ここは俺がレイアウトをした。」

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中央付近にマットがしかれており、その上にテーブルとイスが3方に設置されている。
中世の議会や貴族の食卓とも言ったような雰囲気作りである。
「目の前にある2つのイスがメインになる感じだな。」
「そうね、王とか妃が座りそうなポジションだわ。どうせなら座ってみてよ。」
そうバッジに催促をするシャイラ。
「あ、私も座ってみるー!」そのノリにヒサメも付いてきた。

pso20141029_014321_014_R.jpg

シャイラは満足そうな彼を一瞥しておき
「やっぱりアンタはっていう器じゃないわね。似合ってないわ。」
-グサッ-
「私も王って感じには見えないかな~、良くて兵団長辺りかな?」
-グサッ、グサッ-
ヒサメもシャイラと同意見な事を口にする、そして
仮にアンタが王なら、その国一瞬で滅亡しそうね。
-チーン-
シャイラの最後の言葉が止めを刺したようで
バッシは、どんよりとした雰囲気を漂わせ始めた。
「アンナの放っておいて、次の部屋見ましょうか?」
「あ、私が模様替えしたところだねー!」
そんなバッジを置いてけぼりに彼女達は次の部屋を見に行った。

「みんなが来ても寝れるように、ベッドいっぱいにしたんだ~。」

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中央のマットは先程の威厳漂う赤基調でなく、落ち着きのある緑基調の物。
そして左右3つずつ、合計6つのベッドが設置されている。
真ん中にある書斎近くにある小さいイスは、サポートパートナー用のものだろう。
対面するように横一列に並べられている。

そして目を惹くのが、「ん~この部屋、暖かいわね。」

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牧に火をつけて火を起こし暖める暖炉である。
「こう、暖かいと眠くなるね~………。」
「コラコラ、ここで寝ちゃダメでしょ…。」
ヒサメの眠気を覚ますために肩を揺するシャイラ。
「まだ、外の景色があるでしょ!」
「うへぇ~わ~わかったよ~。」
そうして、2人はコテージへの扉を開けた。

「あらバッジ、元気そうね。」
そこには先程の雰囲気がスゥーっと消えていたバッジがいた。
「立ち直りだけは早いんでね、誰かのお蔭でな!」
「ハァーそれは誰の事かしらねっ!?」
「………すみません。」
ここにはベンチと鎧姿の銅像が設置されているだけの非常にシンプルな設計である。
「ここは特別なにも置かずに、自由に動けるようにしたのよ。」
っと、この辺をレイアウトしたシャイラが答えた。
「ふぅ~でも模様替えだけでも一苦労だね~。」
「そうね、これが模様替えじゃなくて引っ越しだったらもっと大変だわ。」
っと、シャイラが呟いたところで
「それじゃあ、もしだよ?」ヒサメがこう問いかけた。

pso20141029_013707_R.jpg

「………拒否権は?」
「無いわ。」
「シャイラ様、拒否権は?」
「無いって言ってるでしょ。」
「頑張ってね、バッジ!」
「はい………喜んで。」
バッジが拒否することなど、できるはずもなかった。







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| [PSO2] 二次創作 | 23:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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