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[PSO2 創作] 痛撃の鋭角 ~アークス活動記 Vol.5~

クエストとは基本的に受注してこなすものだが
時としてアークス本部からの依頼という名目上の指令が降りることがある。
これはその一部始終を記した彼ら・彼女達の物語ー

惑星アムドゥスキア火山地帯。マグマが吹き出ており、年中猛暑の過酷な地。
その為、クエスト以外では立ち入ることはありえない。
そんな所に任務として派遣された一人のアークスがいた。pso20140826_180425_004_R.jpg


珍しく愚痴を呟くシャイラ。それもそのはず、以前の指令先も同じくこの火山地帯。
こんな場所に連続で派遣されるのでは堪ったものではない。

「火山地帯において龍族が暴走しているから何とかして欲しい、
以前の者より反応は小さいから安心したまえ。」

「気安く言ってくれるわね…現地で動く身にもなってみなさいよ…。」
今回の指令内容を頭の中で思い出す。龍族=シャイラという法則でもあるのかと思ってしまう。
「とりあえず、やるべきことは全うしないといけないわね。」
そう言い奥地へと踏み出し始めた彼女。
今回の装備は前回よりも極地戦に特化したレイドスフィーダ。
同じグループのヒサメが着用しているものと基礎部分は同じであるが
細部に赤いペイントが施されているレイドスフィーダ紅という色違い。
そして口にはガスマスクと、見た目には物騒な趣きである。
手に持つ業物はダブルセイバー、愛用のアブソリュートブレードである。
それに武器迷彩の*アートルムを装着している、赤い刃に禍々しい色の電流。
武器迷彩とはフォトンを利用して武器の見た目だけを変換する、いわゆる武器のコスチューム。
服装と武器に一体感」それを大事にするシャイラが好んで使用するコンテンツだ。

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普段はナックルを好む彼女、ダブルセイバーが苦手なのかと思いきやそうではない。
卓越した跳躍力を惜しみなく利用して繰り出される連撃は、道なりのエネミーなど一瞬で消してしまう。
「どーしてもナックルに頼りがちになってしまうから、いざという時に対応できなくちゃ困るのは私だからね。」
自己鍛錬も兼ねてダブルセイバーでの出撃となったみたいだ。

「さて、もうそろそろ最深部ね。以前より反応が小さいと言っても油断はできないわ。」
辺りを見回し、耳を傾ける。相手の気配を先に感じ取れば、有利なポジショニングができる。
すると、開けた場所の真ん中付近から妙な振動を感じとられた。
「どうやら、あの辺りみたいね。さ~て、いつでもかかってらっしゃい。」
武器を水平に構えターゲットが姿を現すのをじっと待つ。
そして、轟音と共に地上へと姿を見せたのは---

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ヤモリを彷彿とさせる姿、伸び縮みする胴体はまるでワームの様な龍族。
キャタドラン。大きさで言えば、中型に属するエネミーである。
「こいつだったのね、キャタドラン。ダブルセイバーだし、丁度よかったのかもね。
…ん?またダーカー因子…。まだ浄化が不十分だったみたいね。」
ダーカー因子を含んでいるモノは狂暴化し、時に同族を襲うこともある。
「浸食率も高い…これは被害が大きくなる前に討伐するしかないわね。」
無駄な殺生を好まないシャイラ、選びたくない手段ではあったがやるしかないようだ。

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お互いの目が合った時には、既にそれぞれが動き出していた。
手数の多いダブルセイバー。それを利用して、彼女は業物に毒を仕込んでいる。
まずは手数で相手をポイズン状態にしてから、一気に攻め込む
これが忍者(自称)であり、チェイサーでもある彼女の常套手段である。
だからと言ってキャタドランがおずおずと攻撃される訳ではない。
長い胴体の割には以外と動きが良く、地中に潜ったりと機敏な動きをする。
「あ~…大人しくして頂戴!」「ブアァァオ!」
と叫んで威嚇している間に攻撃を繰り出しと、隙を見つけては連撃を入れる。

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そして、キャタドランの動きが鈍くなり体が紫づき始めた。
彼女が武器に仕込んでいた毒が効いてきたのだ。
「どうやら、体にが回ってきたみたいね。それじゃ、ここから一気呵成に行くわよ!」
そう言った彼女の攻撃スタイルが変わる。
ポイズンなど状態異常となった対象への攻撃力がUPするチェイサー
隙を突く攻撃から、胴体に張り付き間髪入れずに連撃を入れるスタイルへと移行した。

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こうなった彼女を止める術はない、鬼神の如き連撃で相手を圧倒していく。
キャタドランは、張り付く彼女を振り払おうと回転攻撃を繰り出すが
「甘い甘い、周りが見えなくなってると思っていたら大間違いよ。」
軽快なジャンプで縄跳びの様に飛んで回避する、そしてそのまま---

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「これで決まりね、サプライズダンク!
空中から全体重を乗せた豪快な一撃がキャタドランにHITした。

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耐えかねたキャタドランは怒りの咆哮を残し、そのまま地に伏せた。

「今回もダーカーが関与していたみたいね。」
そう言いながら手を合わせて、せめての成仏を願う。
「根源を叩かないとイタチごっこになりそうね、調査が必要だわ。
今回はコレで終わりだし、帰ってから今後の事を考えましょうか。」
そして、彼女はアークス・シップへの帰路へと着いたのであった。

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| [PSO2] 二次創作 | 19:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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